交流の灯消さぬグルメ本 181店紹介 釜山市が福岡県に120冊寄贈 

西日本新聞 社会面 金田 達依

 【釜山・金田達依】韓国釜山市は市内の名店をまとめたグルメ本120冊を福岡県に寄贈した。新型コロナウイルスの影響で日韓の人的往来がほぼストップしている中でも、交流の灯をともし続けようと企画した。県立図書館が受け取り、9月上旬に県内52自治体に配布される見込み。

 釜山市観光振興課によると、贈呈したのは「釜山之(の)味」(A5判278ページ)。グルメ専門家が選んだ名店181店を紹介する。豚肉入り豚骨スープにご飯を混ぜて食べるテジクッパや冷たい小麦麺料理ミルミョンなど釜山名物も多く登場する。福岡市が姉妹都市で、福岡県とはもともと人的往来が活発なことから寄贈を決めた。日本語、中国語併記版と韓国語、英語併記版を各60冊贈るという。

 寄贈を企画した同課の木内徳子主務官(55)は、日韓関係悪化やコロナの影響による両国民の往来の激減を憂慮。「地方間交流の灯は消してはいけない。観光再開の暁には、本の名店の料理を味わいに釜山に来てほしい」と力を込めた。日本の他自治体からも要望があれば、寄贈を検討する。

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