ドローンサッカー場誕生 迫力の空中戦 国内初の専用競技場 別府市

西日本新聞 大分・日田玖珠版 稲田 二郎

 普及へ全国大会開催も視野 

 韓国発祥の新競技「ドローンサッカー」の専用競技場が国内で初めて大分県別府市に誕生した。国内での競技普及に向けて、体験イベントや全国大会を開く拠点となる。

 ドローンサッカーは1チーム5機の2チームで対戦。5機のうち1機をストライカー(得点役)とし、上空約3・5メートルにあるドーナツ形のゴールを通過すれば得点となる。残りの4機は相手ドローンにぶつかってストライカーの進路を作ったり、ゴール前でディフェンスしたりする。2016年に発祥した韓国には約300チームがあるが、国内にはまだ数チームしかない。

 競技場は縦16メートル、横7メートル、高さ5メートル。ドローンを販売するオートバックスセブン(東京)の100%出資子会社の「ADE」が約2500万円をかけて整備し、日本ドローンサッカー連盟の事務局も置く。7月24日のオープニングイベントでは試合が行われ、ドローン同士が激しくぶつかり合うなど空中戦が展開された。

 ドローンは空撮などで需要があるが、高度な操縦技術を持つ人材は限られており、競技によって技術力のある人材を育成する狙いもある。指先が動けば操縦できる「バリアフリースポーツ」で、会場開設には障害者の自立を支援する社会福祉法人「太陽の家」(別府市)が協力。休眠中の屋内プールを提供しており、ADEは将来的にドローンのメンテナンスのため、障害者の雇用を図っていく方針。

 ADEの八塚昌明代表(51)は「新しいサッカーの聖地。エキサイティングな競技として紹介していきたい」としている。

 (稲田二郎)

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