101歳画家の大作「西都原の桜」が巨大写真に 宮崎空港で展示

西日本新聞 坂井 彰太

 宮崎県西都市在住の画家、ろくすけのりさん(101)の大作「西都原の桜」を撮影した巨大な写真(縦114センチ、横277センチ)が、宮崎市の宮崎ブーゲンビリア空港に展示されている。写真を囲う青い額縁は、新型コロナウイルスに向き合う医療従事者に謝意を示す「ライト・イット・ブルー」運動にちなんでおり、空港利用者らの心を和ませている。

 弥勒さんは神楽の絵画で知られ、2008年に西日本文化賞を受賞した。写真に納まる作品は10年に描かれた。100号のキャンバスを2枚使った力作で、満開の桜の下、人々が散策する姿が描かれている。

 作品に感動した宮崎空港ビルの長浜保広会長が公開を思い付いたが、あまりに大きく展示スペースに入りきらず、長浜会長の知人で写真家の黒木一明さん(64)=西都市=に撮影を依頼した。

 黒木さんは、描かれた当初の透明感のある桜の色合いを再現しようと、明るさや鮮やかさを調整しながら試し刷りを数十回重ねた。「来春は弥勒さんの作品のように、満開の桜の下を歩けるようになればいい」と黒木さん。展示は空港3階ギャラリーで9月29日まで。(坂井彰太)

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