1000円でインフル予防接種 北九州市が対象者に助成 コロナ同時流行を阻止

西日本新聞 野間 あり葉

医療従事者や高齢者、教員ら支援

 北九州市は27日、65歳以上の高齢者や医療従事者、教員など約40万4千人を対象に、インフルエンザの予防接種を自己負担千円で受けられる支援事業を始めると発表した。冬場は新型コロナウイルスと同時流行する恐れがあり、インフルエンザへの備えを拡充させるのが狙い。

 対象となるのは、65歳以上の高齢者、基礎疾患をもつ60歳以上の人、医療従事者、高齢者・障害者施設、保育所、幼稚園、放課後児童クラブ、小中学校、特別支援学校の職員など。

 市では事業の検討当初、自己負担を1500円とし、すでに同額で予防接種が受けられる高齢者を対象外としていたが、他の自治体の助成水準などを踏まえ、さらに拡充することにした。

 市は、事業費4億3千万円を本年度一般会計補正予算案に盛り込み、さらに予備費約1億円を充てる予定。来月3日開会の市議会9月定例会に提案する。

 同市の北橋健治市長は27日の定例会見で「医療従事者など社会の維持のために頑張っていただいているみなさんに(予防接種を)優先的に受けてもらう」と説明。市内の高齢者の接種率は約5割にとどまっており、「負担額が下がったことで、残りの半数の高齢者にも受けてもらいたい」とした。

(野間あり葉)

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