幼なじみ2人企画製作 短編映画「門司港ららばい」 故郷を世界に発信

西日本新聞 北九州版 壇 知里

北九州市で上映会開催

 門司港(北九州市門司区)を舞台に地元出身の幼なじみ2人が作成した短編映画「門司港ららばい」の上映会が29日、門司市民会館(同区)であった。企画したのは、2年前に門司港にUターンしたゲストハウス経営の菊池勇太さん(31)と高校卒業後から東京に暮らす俳優の和成さん(31)。製作を通じて、改めてふるさとのあたたかさに気づけたという。

 菊池さんと和成さんは、小中学校の同級生。酒を飲みながら「門司港を世界に発信したい」と意気投合し、長年の思いを映画として形にした。

 映画は約30分のヒューマンドラマで、東京暮らしにどこか寂しさを感じている主人公やよい(30)が祖母の地元・門司港を初めて訪れ、人々の温かさや景色に触れ心を解きほぐされる。

 菊池さんらの行きつけの飲み屋店主や子どもの頃の友人は映画出演を快諾。新型コロナウイルスの影響による苦境の中、協賛に応じた地元企業や知人は約300に上る。

 若い頃は「地元では俳優を目指せない」と思っていたという和成さん。今回、監督と脚本を担当した。プロデューサーをした菊池さんは「自分たちを心から応援してくれていたと肌で感じた」という。

 今後、国内外の映画祭やコンクールに出品していく予定だ。和成さんは「たくさんの人の協力で完成した。エンドロールまで見て門司港のよさがわかる作品です」と話した。 (壇知里)

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