農業担当となり1年。九州経済面で「フロンティア」のタイトル付きで…

西日本新聞 社会面 岩尾 款

 農業担当となり1年。九州経済面で「フロンティア」のタイトル付きで最前線の動きを追っている。ただ、ネットへの配信では、農業関連の記事へのアクセスが伸びることはあまりない。残念だが世間の関心度はそうなのだろう。

 農業が国内総生産(GDP)に占める割合は約1%。経済が成長し、他産業に人や資金は移り、結果、関心を抱く人も減った。一方、農業に携わる人々は「日々の食を私たちが作っていると知ってほしい」と、口々にもどかしさを語る。身体と食材を生む土地は切り離せないという意味の言葉「身土不二」もある。

 フロンティア欄で、地元農家の要望を基にジャガイモ掘り機を開発した長崎県の企業を紹介した。農家目線の機械は確かな信頼を得ていた。同社担当者からは「フロンティア、読んでますよ」と、思いがけない言葉。アクセス数だけでは記事の価値は測れないと信じる。同社の姿勢を見習っていこう。 (岩尾款)

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