長崎くんち、中止でも…地元有志が手ぬぐい100本製作

西日本新聞 長崎・佐世保版 坪井 映里香

「何もない年にしたくない」

 新型コロナウイルス感染防止のため今年の御神幸や奉納踊りが中止となった諏訪神社(長崎市)の秋の大祭「長崎くんち」で、伝統を受け継ぐ思いを示そうと神輿守町(みこしもりちょう)の有志が100本の手ぬぐいを製作した。

 手ぬぐいは毎年、交代で御神幸を担当する神輿守町や、奉納踊りを担当する踊町(おどりちょう)がそれぞれ作るのが慣わし。神輿守町の手ぬぐいは代々白地だが、有志が作ったものはあえて黒地にし、諏訪神社などの文様を配した。

 2日に諏訪神社で手ぬぐいを清める神事「清祓(きよはらい)」があり、有志の1人で立山1丁目自治会長の井村啓造さん(74)は「中止だからといって何もない年にしたくない」。大祭の前日「くんちの前日(まえび)」(10月7日)に約20人の参加者を募り諏訪神社へ参拝し、手ぬぐいを先着順で配る。

(坪井映里香)

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