「2年後には世界王者に」中垣選手がTKOデビュー 小郡市出身

 福岡県小郡市出身のプロボクシング期待の星が、KOデビューを果たした。先月24日、後楽園ホール(東京)であったスーパーフライ級6回戦で初勝利を飾った中垣龍汰朗選手(20)は、小学生まで小郡で暮らし、高校時代には「アマ8冠」も達成。このほど小郡市役所を訪れ、「2年後には世界王者になって、地元に元気を与えたい」と誓った。

 デビュー戦では初回から相手を圧倒、2回にレフェリーが試合を止める完勝だった。中垣選手は「全て作戦通り。プロの雰囲気も分かった」と振り返った。試合前は会場で、同じジムに所属するWBA・IBF統一バンタム級王者の井上尚弥選手と「緊張する?」「あんまりしないですね」と言葉を交わすほど、落ち着いていたという。

 5月の予定だったデビュー戦は新型コロナウイルスの影響で延期に。ジムも4月から2カ月間閉鎖、対人練習ができない環境やプレッシャーにも打ち勝った。

 3歳で空手、小郡小4年時から久留米市のジムでボクシングを始めた。卒業後は親元を離れ、中学、高校は強豪の日章学園(宮崎市)に進学。夏休みと正月以外は帰省しないボクシング漬けの日々を送り、インターハイやアジアユース選手権など、海外の大会も含む「アマ8冠」を達成した。

 高校卒業後は東京農業大を中退し、大橋ジム(横浜市)に入った。小郡に住んだのは小学生までだが、それでも古里に帰るとリラックスできるという。小郡は「家族や友人もいるし、都会過ぎない暮らしやすいところが好き」という。

 8月28日の市役所訪問では、花束を手渡した加地良光市長が「市民の注目も高くみんな喜んでいる。地元でも応援したい」とエール。中垣選手は「井上選手は世界の最高峰。自分もそうなりたい。自分の活躍で地元をどんどん盛り上げたい」と応じた。

(内田完爾)

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