大木町が堀の安全マップ 兄弟死亡事故受け全児童・生徒に配布

西日本新聞 筑後版 室中 誠司

 福岡県大木町は、6月に小学生の兄弟2人が水路に転落し死亡した事故を受け、町内の危険箇所を記した「堀の安全マップ」2千部を作成、町内の小中学校の全児童、生徒約1400人に配布する。各行政区長や公民館、幼児のいる転入者宅などにも配る予定。

 マップは木佐木、大溝、大莞の小学校校区ごとに「ガードレールがない」「深い」など、危険な水路をカラー写真を使って解説。増水時に冠水する可能性のある道路や、万一転落した場合に陸に上がるための階段やはしご、浮輪代わりのポリタンクが設置してある場所なども記した。溺れている人を見つけた場合の対処法や、通報の仕方なども詳しく説明している。

 町はこのほか、通学路周辺の危険箇所に100個の浮袋を設置、国が管理する規模の大きな水路7カ所に転落防止の柵を設ける。

 事故を受け「水難事故を防ぐため役立ててほしい」と匿名で町に100万円の寄付があり、今回の事故防止策に活用している。

 北原孝徳教育長は「転落事故防止は急務。二度とないよう対策を進めていきたい」と話した。 (室中誠司)

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