7日、県内一斉休校 交通機関、終日運休も ダムは事前放流

西日本新聞 佐賀版 金子 晋輔

 非常に強い台風10号の接近に伴い、佐賀県内の各市町教育委員会や公共交通機関などは4日、台風の最接近が予想される7日の一斉休校や終日運休などを決めた。山口祥義知事は県の災害警戒本部会議で「避難が必要な人は6日の明るい内に避難を済ませてほしい」と呼び掛けた。

 7日は県内全ての県立学校と市町立学校が臨時休校するほか、少なくとも約半数の自治体が6日に自主避難所や指定避難所を開設することを決めた。佐賀市は7日の窓口業務を終日取りやめる。開会中の議会も、神埼市や佐賀市などで定例会の本会議や常任委員会の開催日を変更した。

 県は大雨によるダム決壊を防ぐため、13カ所の県営ダムで水位を0・5~1メートル低下させ、6カ所の農業用ダムでも事前放流を実施した。

 公共交通機関では、佐賀市交通局が7日始発からの終日運休を決定。西鉄も県内路線バスで、6日午後9時以降に順次運転を見合わせ、翌7日は始発から運休する。

 JR九州も、全線で始発から終日運転を見合わせる可能性があるという。伊万里市や基山町などのコミュニティーバスも終日運休する。

 医療機関では、佐賀市の佐賀大医学部付属病院が7日の外来を休診。嬉野市の国立病院機構嬉野医療センターも同日の救急を除く外来診療を中止する。

 影響は県警人事にも。県警は台風への対応を万全に行うため、7日発令の人事異動の一部を、8日発令に変更するなどした。

 一時避難先として、ホテル需要も高まっている。JR佐賀駅や県庁そばのホテルは6、7両日ともにほぼ満室。ホテル関係者は「台風に備えて一時避難したいと考える人が多いのだろう」と話した。

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