福岡市・油山 テント設営不要の「グランピング」で日常におさらば

西日本新聞 もっと九州面 穴井 友梨

 福岡市街地から車で約30分の好立地で、気軽にキャンプを楽しめるアウトドア施設「油山グランピング」(福岡市南区桧原)が人気を集めている。新型コロナウイルスの影響から屋内レジャーを敬遠する動きもある中、施設は消毒や「密」を避けるなど感染防止対策を施して営業をしている。暑さが少しずつ解消され、これから本格的な行楽シーズン。あなたものんびりとした時間を過ごしてみてはいかが。

 施設名にもなっている「グランピング」は、グラマラス(魅力的な)とキャンピングを合わせた造語。一般的なキャンプでは自分でテントの設営や料理などを行うが、グランピングでは価格に応じて施設のサービスが異なり、中には一泊数万円のホテル並みのサービスを提供する施設もあるという。

 油山グランピングの場合は、食材持参と調理を宿泊者が行うことで、価格を低く設定しており、キャンプ場で「グランピング気分」を味わえる趣向だ。大型テントや調理器具などの道具をレンタルでき、設営や火おこしなどはスタッフが手助けしてくれる。

 施設は昨年11月にオープンしたが、感染拡大で一時休業。テント間の距離を保った上で、全区画に消毒用アルコールを置いたり、1日の利用者数を制限したりする対策を取って7月に再開した。

 自然の中で虫捕りやバーベキューを楽しむだけでなく、夜にはたき火を囲んだり、近くの展望台から市街地の夜景を眺めたりすることができ、キャンプに不慣れな人からも「リフレッシュできます」と好評。運営会社「キャンプ女子」の柴垣道宏共同代表(33)は「非日常の体験を楽しい思い出にしていただければ」と利用を呼び掛けている。 (穴井友梨)

 油山グランピング 福岡市南区桧原の油山市民の森。新型コロナ感染対策に伴って1日先着5組限定。毎月中旬から、翌月の予約を受け付ける。料金は1人4980円(3歳以下無料)からだが、シーズンなどに応じて変動。予約・問い合わせはホームページへ。

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