嬉野の百年桜折れる 国天然記念物「大茶樹」も 唐津城では屋根瓦落下

西日本新聞 佐賀版 河野 潤一郎 野村 創 野村 有希 糸山 信

 今月に入り相次いで台風9号と10号が接近した佐賀県内では8日、嬉野市の市天然記念物「百年桜」の幹が折れたり、唐津市の唐津城で屋根瓦が落下したりするなどの被害が確認された。

 嬉野市では、同市嬉野町吉田にある百年桜の幹や枝が折れたほか、同町不動山の推定樹齢約350年とされる国天然記念物「大茶樹」も大小の枝が折れていることが判明した。

 百年桜は小高い丘に立つ一本桜。樹齢100年以上と伝わるヤマザクラで、高さ約13メートル、幹回り4・6メートル、直径約20メートルの範囲に枝を伸ばす。花が見頃を迎える毎年3、4月には、県内外から多くの見物客が訪れる。

 同市教育委員会によると2018年の台風7号で幹の一つが損傷していたという。市教委とともに調査した佐賀市の樹木医の山口和行さんは「折れた部分を切って防腐剤を塗る処置が必要になる。花の数が減るので景観は大きく変わるだろう」と話した。 また、唐津城では天守閣などの屋根瓦が数枚落下し、停電も発生したため、8日は臨時休館した。9日に再開する予定。倒木などの被害が出ていた国特別名勝「虹の松原」の県道、市道は8日正午に通行止めが解除された。 (河野潤一郎、野村創)

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