大型遊具が避難所に 100人収容、炊き出しも 防府市に防災公園

西日本新聞 北九州版 白銀 秀親

 山口県防府市新築地町に、大型遊具が災害時に避難所となる防災公園「新築地町防災公園」が完成した。11月上旬に開園の予定だが、災害が発生した場合は開園前でも使用する。遊具に避難施設の機能を持たせた防災公園は全国でも珍しいという。

 市が道の駅「潮彩市場防府」の東側にある県有地に、約1億円を投じて整備。地元で水揚げされる代表的な魚・アカメバルを模した全長約20メートル、高さ11メートルの遊具を設けた。公園の通称は「メバル公園」にするという。

 遊具の上部は跳躍が楽しめ、下部は休憩所の空間が広がる。下部の広さ約100平方メートルにテントを張り巡らせると、約100人が収容できる避難シェルターとなり、座板を外すと炊き出し用のかまどを据えて活用できる。

 一帯は、県が災害時に救援物資を海路で運ぶ備蓄基地としての役割も担う。市河川港湾課は「道の駅のそばにあり、平時は市民の憩いの場。防災についても学んでもらえる場にしたい」としている。 (白銀秀親)

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