あなたもハマる…「ネコと穴の関係」写真集に 九州の離島巡り撮影

西日本新聞 もっと九州面 岩崎 拓郎

 福岡市在住のフリー写真家繁昌良司さんが、狭い穴を好むネコの姿をユーモラスに捉えた写真集「あなねこ」(集英社)を出版した。約4年間、九州の離島を巡って撮りためた中から、小さな穴からひょっこりと顔をのぞかせるしぐさや、ちょっとはみ出したしっぽなど約80カットを厳選。昨今のネコブームとはひと味違ったユニークでコミカルな一冊に仕上げた。

【写真特集】ひょっこり「あなねこ」

 繁昌さんは鹿児島県鹿屋市出身。主にスポーツ分野の撮影を専門とし、福岡ソフトバンクホークスのオフィシャルカメラマンとしても活躍中だ。そんな本業の傍らライフワークに「自由に来て、自由に去るところが格好いい」と野良猫を撮り続けてきた。やがて、より自由気ままなネコの姿を求め、出張などで九州各地を訪れる際、離島にも足を運ぶようになった。

 週刊誌の企画で以前、ネコのジャンプシーンだけを特集して発表したところ高い評価を受けた。今回は出版サイドの提案もあって“ネコと穴の関係”に着目。写真の多くはどれもほのぼのとした光景だが、穴の出入りは想像以上に素早く、シャッターチャンスもほんの一瞬という。

 繁昌さんは「コロナ禍の生活が続くなか、この写真集でお茶の間に少しでも笑顔が広がれば」と話している。巻末には、ネコの心理について詳しい研究者の解説もついている。税込み1540円。 (岩崎拓郎)

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