大阪市の高速道路で…

西日本新聞 ふくおか都市圏版 梅沢 平

 大阪市の高速道路で2017年11月、大型トレーラーが車線変更の際にタクシーを巻き込んだ。事故でタクシーの乗客1人が死亡。トレーラー運転手は酒気帯び運転だった▼事故調査報告書によると、運送経路で使うフェリー内での飲酒が「常態化していた」という。「寝付きをよくするため」「運転手仲間の慣習」。運転手の言葉に、プロとしての誇りはうかがえない▼昨年の事業用自動車の飲酒運転事故は56件(速報値、前年比16件増)。うち8割以上がトラックだった。このコロナ禍でも物流を担う仕事は生活に欠かせない存在。7月の熊本豪雨でも緊急支援物資の輸送は彼らの活躍あってこそだ。全国約80万人のトラック運転手。たった一握りの人間であっても、同業者の顔に泥を塗る蛮行は許せない。 (梅沢平)

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