コロナ禍で会えず、やきもき 連載・霹靂の日々【40】大島一樹

西日本新聞 くらし面

 今はご多分に漏れず、コロナ禍の影響でオクサンの病院も面会禁止。3~4月もでしたが、今回はさらに長引きそうな感じです。

 コロナがなかった頃は、基本的に1日置きの面会ペース。入院当初はほぼ毎日通っていました。前の病院では毎日だったリハビリがなく、顔や手足を拭いて保湿クリームを塗ったり、爪切りしたり、病院でしてもらえないことが多いため、「毎日行って、私がやらないと」と考えたからです。

 しかしやっぱりというか、毎日はかなりの負担。片道20分で、病院にいる時間は60~90分。帰りの時間まで入れると約2時間超え。家事にお仕事、子どもの学校関係の用事など、その頃は毎日いっぱいいっぱい。

 精神的にもきつく「これでは自分にも子どもたちにも良くない」と、半年ほどたった頃にようやく気づきました。「毎日という縛りをなくしてみよう」。そう思った途端、肩の力が抜けたことを覚えています。

 それから現在に至ります。1日置きが合っているのか、いろんなことに余裕が生まれて、少しだけ笑顔が増えた気もします。

 ところがコロナ禍で、いつになれば1日置きに会えるのか、全く見通せません。今回の面会禁止も、1カ月を超えました。関節が硬くならなければいいんですが。また爪がとんでもなく伸びたりするのかも…。入院する家族を抱える方々も同じ気持ちだと思いますが、一日も早い収束を祈りたいです。 (音楽プロデューサー、佐賀県みやき町)

PR

くらし アクセスランキング

PR

注目のテーマ