日田の放生会縮小…でも盛り上げる! 大原八幡宮参道の4店舗が連携

西日本新聞 大分・日田玖珠版 鬼塚 淳乃介

スタンプラリーや手ぬぐい販売

 大分県日田市の秋の風物詩、大原八幡宮の仲秋祭(放生会=ほうじょうえ)で例年にぎわう参道の飲食店などが、初めて連携に踏み切る。今年は新型コロナウイルスの影響で祭りは大幅縮小。参道には露店の出店もなく、参拝客の大幅減が予想され、参道周辺の店には「逆風」が吹く。そこで少しでも売り上げ減を抑えようと4店が団結。祭り期間中(20~24日)にスタンプラリーを企画する。放生会をイメージした手ぬぐいを毎年販売し、名物に育てることも目指す。

 殺生を戒め、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る放生会は千年の歴史があるとされる。氏子らに担がれたみこしが参道を通り、八幡宮から700メートルほど離れたお旅所までを往復する神事などがあり、大勢の人出でにぎわう。しかし今年は新型コロナを考慮し、境内での大祭や、生き物を自然に返す「放魚祭」などの行事に限られる。

 連携するのは「大原屋」「HAZEBOCOFFEE(ハゼボコーヒー)」「ぶっかけ亭」「福地のうなるホルモン」の飲食店やカフェの4店。グループは「会(や)の会」と名付けた。代表の財津喜充さん(52)は「歴史ある祭りの発展に少しでも貢献していくため、息長く取り組みたい」と意気込む。

 スタンプラリーでは、4店全てで食事をしたり、持ち帰り商品を購入したりすると、八幡宮でプロカメラマンにプライベート撮影(26、27日)をしてもらえ、その写真を無料でもらえる。手ぬぐいは、放生会の際に八幡宮に飾られる大しめ縄などをモチーフにしたデザインで100枚製作。1枚1500円(税別)で各店で販売する。来年以降はデザインを変えていく予定。

 (鬼塚淳乃介)

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