心肺停止の男性…同僚6人、連携プレーで救う「研修が生きた」

西日本新聞 筑後版 玉置 采也加

 久留米消防署(福岡県久留米市)は10日、日本赤十字社九州ブロック血液センター(同市宮ノ陣3丁目)で勤務中に倒れた職員男性(61)の救命処置をした同僚6人に感謝状を贈った。6人は上瀧(こうたき)啓二さん▽桜木美緒さん▽白川正史さん▽黒田千重美さん▽熊本貴志さん▽小宮直美さん。

 7月1日夕、センターで男性が倒れているのが見つかり、桜木さんが消防に通報。上瀧さんが自動体外式除細動器(AED)を持ってきて、小宮さんが操作した。胸骨圧迫もするなど6人が協力して救命処置をした。

 約10分後にはドクターカーが到着。心肺停止状態だった男性は回復したという。男性は10月にも職場復帰できる見込みという。

 署の上野卓慈警防課長は「心肺停止から5分以上たつと生存率は大幅に減少する。周囲の手当が救命の鍵となった」と6人の行動をたたえた。胸骨圧迫をした熊本さんは「職場で年1回してきた救急研修でAEDの場所を把握していたことや、胸骨圧迫の研修をしていたことが生きた」と振り返った。 (玉置采也加)

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