工藤会組員ら6割減 壊滅作戦から6年

西日本新聞 社会面

 福岡県警の特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)への壊滅作戦により、組織の弱体化が進んでいる。県警は作戦に着手した2014年から今年7月までに、系列組員249人の離脱を確認した。準構成員を含む勢力はピーク時(08年)の約4割に減った。

 県警によると、作戦開始翌年の15年は49人の組員が離脱。その後も年間32~51人が組を抜け、今年も7月までに20人が辞めた。作戦前の13年に44・6歳だった組員の平均年齢は52歳と高齢化した。離脱した組員213人に県警が理由を尋ねたところ、「家族のため」73人(34%)▽「将来のため」50人(23%)▽「生活困窮」36人(17%)-の順に多かった。

 組員と準構成員の数は、ピーク時の08年末は1210人だったのが、19年末は510人と過去最少になった。作戦開始から今年7月までに、計21の組事務所が撤去された。

 県警幹部は「今後も組織が関与する事件を徹底的に摘発する。『工藤会ではもうやっていけない』と感じさせることが重要だ」と話している。

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ