元HKTの声優まりりが1年ぶり母校凱旋 VR写真集発売、ファンと再会

西日本新聞 古川 泰裕

 声優で元HKT48の山田麻莉奈(25)が12日、母校の代々木アニメーション学院福岡校(福岡市博多区)で、仮想現実(VR)映像付き写真集「まりりと一緒」のお渡し会を開いた。昨年6月のファースト写真集以来、約1年ぶりとなる母校でのイベントで、地元ファンとの交流を楽しんだ。

 7月20日に発売した写真集は、立体的なVR映像で、山田との自宅デートを体験できる内容。QRコードを読み込んだスマートフォンを付属のゴーグルに装着して視聴する。

 イベントでは、参加者が購入した写真集にサインをしたり、2ショット写真を撮影したりして交流。新型コロナウイルス感染防止のため透明のシート越しではあったが「今しかできないことだから」と前向きに捉えた山田。HKT時代からのファンと「久しぶり」「元気だった?」と言葉を交わし、若い女性ファンには「背、伸びたねえ!」と声をかけ、再会を喜んでいた。

イベント告知のポスターの前に立つ山田麻莉奈

海外ドラマの吹き替えに挑戦したい

 2012年9月にHKTの2期生として加入し、18年4月に卒業した。在籍中から代々木アニメーション学院に通い、アイドル活動との両立に奮闘した。現在は声優事務所に所属。TVアニメ「邪神ちゃんドロップキック」のぴの役、スマートフォンのゲーム「『マギアレコード』魔法少女まどかマギカ外伝」青葉ちか役を務め、声優ボーカルユニットに参加するなど、活躍の幅を広げている。

 夢だった声優としての活動が本格化した昨年は「焦りがすごかった。考える暇がなかった」という山田。新型コロナで自粛が続いた今年は、考える時間も増え、落ち着いて活動できているという。自粛期間中はリモートでの録音も経験し「技術が進化しているからできることなんだな」と感心しきりだった。

 イベント終了後は「福岡でできてよかった。見慣れた方が多いので安心感がある。いい意味で緊張感がなくて、この空間をそのまま切り取って東京に持って帰りたいくらい」と笑顔。今後については「よく見ている海外ドラマの吹き替えに挑戦したい」と、さらなる活躍に意欲を見せた。

 7月には地元の福岡県久留米市が豪雨で被害を受けたが、家族は無事だったという。今回のイベントに合わせた帰郷で、高校時代の友人と食事をしたり、家族と熊本の温泉に行ったりするなど「地元」をゆっくり堪能できているという山田。「心が休まった。2020年もあとちょっとなので頑張りたい」と腕をまくり「この後は(HKTの)同期と遊びに行ってきます」。気心知れた仲間たちとの再会を心待ちにしながら満面の笑みを見せた。(古川泰裕)

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