雑誌「のぼろ」編集長が死去 登山中に遭難か、福岡・糸島市

西日本新聞 社会面

 福岡県糸島市瑞梅寺の井原(いわら)山(983メートル)で14日、西日本新聞ビジネス編集部の野中彰久さん(57)=同県春日市大和町5丁目=が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認された。

 糸島署などによると、野中さんは13日午前8時20分ごろ自宅を出発。登山計画書の下山予定は午後5時だったが、帰宅せず連絡がつかないため、妻が同日夜に110番した。署は14日朝から機動隊や消防ら約40人態勢で捜索。午前7時50分ごろ、登山者から「沢に人が倒れている」と通報があり、同10時15分ごろ、捜索隊が遺体を確認した。

 現場は井原山の瑞梅寺ダムから約3キロ上流。登山道の中でも沢や崖が続き、難易度が高いとされる「洗谷ルート」沿いだった。

 野中さんは佐賀市出身。1987年に西日本新聞社に入社し、北九州支社、文化部、久留米総局、バンコク支局長、くらし文化部などを経て、今年8月から山歩き専門誌「季刊のぼろ」編集長を務めていた。葬儀・告別式の日取りは未定。

 西日本新聞社法務広報部は「本人の無事を祈っていただけに痛恨の極みです。捜索活動では警察、消防の皆さまにご尽力いただき、心より感謝申し上げます」とのコメントを発表した。

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