新阿蘇大橋の橋桁つながる 来春開通目指し工事大詰め

西日本新聞 社会面 佐藤 倫之

 2016年の熊本地震からのインフラ復興に向け、熊本県南阿蘇村の立野峡谷で建設が進んでいる新阿蘇大橋(525メートル)で14日、橋桁をつなげる最後の作業が行われた。地震で崩落した旧大橋に代わる新橋で、来年3月の開通を目指し工事は大詰めを迎えた。

 この日は、橋の中央接合部で地元の小学生がコンクリートを注入し、橋桁の連結を祝った。現場は黒川が流れる谷底から約100メートル上にあり、片側1車線の車道のほか、両側には歩道も。児童たちは「家族と一緒に歩いてみたい」などと笑顔を見せていた。

 工事を担当する九州地方整備局熊本復興事務所によると、新大橋は旧大橋の約600メートル下流に建設中。地震でも持ちこたえた阿蘇長陽大橋と同じ「剛結構造」を採用したほか、地震のずれを逃し、橋脚や基礎の損傷を防ぐ特殊な設計も施されている。

 一帯では大規模斜面崩落で寸断されていた幹線道路国道57号(熊本-大分)が10月3日、北側復旧ルートと併せて開通予定。新大橋は同国道ともつながり、生活・広域観光の動脈として期待されている。

(佐藤倫之)

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