都市で買って、豪雨被災地に 天瀬支援へネットで資金集め

西日本新聞 大分・日田玖珠版 稲田 二郎

 7月の記録的豪雨で被災した大分県日田市天瀬町を支援しようと、大分市に拠点を置く「おおいた・おカワリプロジェクト」運営事務局が物資を購入するため、クラウドファンディング(ネット上での資金集め、CF)に取り組んでいる。集まった資金で被災者のニーズにあった商品を大分市中心部で購入し、「被災地支援」と「街の活性化」を同時に図ろうとする新しい取り組みだ。

 谷川真奈美代表(55)と八坂千景副代表(48)はそれぞれ大分市にあるNPO法人の代表を務めており、災害後は作業着やTシャツを贈るなど被災地支援に取り組んできた。被災者がみなし仮設に入り、冬が迫る中で支援物資のニーズがホットカーペットなどに変化しており、プロジェクトを立ち上げて新たな応援策に取り組むことにした。

 今回は、日田市のNPO法人「リエラ」が被災者に必要な物資を聞き取りし、商品をリストアップ。事務局がCFで集めた資金を使って大分市中心街で商品を購入する。「必要な人に必要な物資を必要な分だけ」提供できる利点があり、コロナ禍で沈む大分市中心街の活性化に寄与することも狙う。

 CFでの寄付のほか、直接物資を購入してもらうことも可能。衣料品店や靴店など協力店が5店あり、直接購入したい人には、問い合わせを受けた事務局が協力店を紹介する。事務局は今後も協力店を増やしたい考え。

 谷川代表と八坂副代表は「大分市からも天瀬を応援していることを示したかった。幅広い協力をお願いしたい」と呼び掛けている。

 CFは8月25日に始めており、9月末まで。目標額は100万円。「シンカブル おおいた・おカワリプロジェクト」で検索可能。銀行振り込みでの寄付も受け付ける(12月末まで)。日田市の保育園に贈る絵本も受け付けている(12月末まで)。問い合わせは同事務局(谷川代表)=080(9092)5534。 (稲田二郎)

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