朝倉市贈収賄事件、元係長に有罪判決 福岡地裁

西日本新聞 社会面 森 亮輔

 2017年7月の九州豪雨で被災した福岡県朝倉市の復旧工事に絡む贈収賄事件で、収賄罪に問われた同市の元復興推進室係長、鎌田好輝被告(49)=懲戒免職=に対し、福岡地裁は16日、懲役1年6月、執行猶予3年、追徴金102万730円(求刑懲役1年6月、追徴金102万730円)の判決を言い渡した。

 贈賄罪に問われた同県久留米市の防水設備会社「九州防水」元役員の山口慎二被告(49)には、懲役1年、執行猶予3年(同懲役1年)の判決を言い渡した。

 判決理由で吉野内庸子裁判官は、事件の背景として「かねて両被告が朝倉市の工事事業で癒着関係にあった」と指摘。その上で「公務員の職務の公正と社会の信頼を害する悪質な犯行」と述べた。一方、両被告が反省していることなどから執行猶予を付けた。

 判決によると、鎌田被告は19年4月22日、朝倉市黒川地区の土砂・土木撤去工事で、非公表の予定価格を教えるなどした謝礼として、山口被告から福岡空港で現金100万円を受け取り、2人で行った韓国旅行の航空券代2万730円を負担してもらった。(森亮輔)

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