鳥栖市役所にイノシシ出現 警官、職員ら2時間半かけ捕獲

西日本新聞 佐賀版 星野 楽

 16日午前7時10分ごろ、「佐賀県鳥栖市役所グラウンドでイノシシが出た」と鳥栖署に通報があった。署員や市職員ら50人以上が捕獲作戦を展開。イノシシは市庁舎横のグラウンドや住宅街を逃げ回り、約2時間半後に捕まった。捕獲の際、市職員3人が軽傷を負ったが、住民にけがはなかった。

 署によると駆け付けた署員11人がグラウンドで1頭を発見。市職員や県猟友会鳥栖支部のメンバーも集まり、警察官が盾を駆使してイノシシをグラウンドの隅に追い詰めた。

 ところが、イノシシは防御ネット下の隙間から逃げ、住宅街に向かった。一行も追い掛け、午前9時半ごろ、周辺住民が窓から不安そうに見つめる中、住宅街の水路で捕獲した。

 市農林課によると体長約1メートル、体重60キロの雄で、捕獲の際に死んだ。市内では8月下旬から中心部での目撃が相次いでいたという。

 同課の松隈久勇課長(60)は「昨年までは中心部での出没はめったになかった。市民が無事でよかった」と話した。

 (星野楽)

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