西鉄が終電繰り上げを検討 天神大牟田線など、来春ダイヤ改正で

西日本新聞 一面 古川 剛光

 西日本鉄道(福岡市)の倉富純男社長は17日、新型コロナウイルスの影響で利用者の減少が続いているとして、来年春のダイヤ改正に合わせて、天神大牟田線などの電車の終電時刻を繰り上げる方向で検討していることを明らかにした。高速バスや路線バスのダイヤも見直す方針。

 西鉄によると、9月の利用者数(13日まで)は、天神大牟田線が平日で前年同期比30%減、土日祝日は45%減。路線バスは平日33%減、土日祝日42%減の水準にとどまる。特に、飲食店の営業時間短縮などの影響で、土日の夜間帯の利用者数が低迷しているという。

 倉富氏は17日の定例記者会見で、鉄道やバス事業の現状について「大学のオンライン授業が普及したことや、生活様式が変わってきているのだろう」と指摘。「ポストコロナの新しい生活様式に応じた交通インフラの提供が基本的な原則だ。終電の繰り上げもあり得る」と述べた。通勤時間帯に比べ、利用者の少ない昼間帯の便数見直しも検討するとした。

 JR九州も来春のダイヤ改正で福岡都市圏を中心に在来線の減便を検討。JR西日本は17日、近畿エリア12路線で終電時刻を最大30分早めることを発表した。全国的に新型コロナの影響による交通機関のダイヤ見直しの動きが拡大している。 (古川剛光)

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