ドライブスルーで「蔵開き」 天山酒造、熟成大吟醸など販売

西日本新聞 佐賀版 野村 有希

 佐賀県小城市の天山酒造は19日、秋の蔵開きを開催する。多くの「左党」が集まる例年のスタイルではなく、今年はドライブスルー方式で実施。新型コロナウイルス感染を防止しつつ、酒蔵の雰囲気を楽しんでもらう趣向だ。

 同社の蔵開きは春と秋の年に2回。新型コロナの影響で今春はイベントなどはなく、本社での販売会にとどめた。感染が再拡大した7月以降の第2波で秋の開催も危ぶまれたが、毎年足を運ぶリピーターから「蔵開きがなくなるのは寂しい」などの声が多く寄せられた。検討した結果、感染リスクが少なく、インターネット環境がない人でも楽しめるドライブスルー方式に決めた。

 当日は20年以上熟成させた大吟醸や今年2月ごろに搾った純米吟醸生など、4種類の日本酒を限定販売する。ワイン酵母を使った日本酒の新商品「リ:エコー2020」なども用意。いずれも車内で注文して受け取る。

 また、3密の心配なく蔵を“訪問”できるイベントとして、テレビ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使ったオンライン蔵見学も企画した。ただ、すでに予約は締め切った。同社営業部の坂口輝さん(28)は「例年と違う方式での開催になりますが、多くの人に足を運んでもらいたい」と話した。

 ドライブスルー蔵開きは午前10時~午後4時。問い合わせは天山酒造=0952(73)3141。

 (野村有希)

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