久留米市中央公園、にぎわい創出へ 飲食店などの出店募る

西日本新聞 筑後版 平峰 麻由

 福岡県久留米市は、市が管理する拠点公園のにぎわい創出に民間の活力を導入する「拠点公園リニューアル整備事業」の第1弾として、中央公園(同市東櫛原町など)に出店する事業者の公募を10月1日から始める。市はカフェやレクリエーション施設が集まる複合施設の整備を目指しており、「久留米市のランドマークになるような公園になれば」と期待を込めている。

 整備事業は本年度スタートし、対象は中央公園と久留米百年公園、合川緑地の3カ所。中央公園はレクリエーションの拠点にした「アーバンプレイゾーン」、隣接する筑後川沿いの百年公園と合川緑地は、自然との触れあいをテーマにした「アーバンネイチャーゾーン」と位置づけ、2022年6月完成予定で整備する。

 公園の民間活用は、自治体財政が厳しくなる中、17年の都市公園法改正で、民間施設の設置期間や面積に関する規制が緩和され、事業者が営業しやすくなったことで盛んになった。県内では福岡市の大濠公園などが先行している。昨年は、国土交通省筑後川河川事務所と市が、筑後川河川敷で民間活用の社会実験を実施した。

 市は本年度からの事業開始に向け、昨年から市民アンケートで公園への要望などを尋ね、民間業者にも事業のアイデアや参加の意向の聞き取りをしてきた。

 今回対象となるのは中央公園内の大きな噴水がある芝生広場。駐車場が約400メートル離れた陸上競技場にしかないこと、トイレが古くて使いにくいこと、近くに一休みできる飲食店が少ないことなどが課題となっていた。市公園緑化推進課は「公園でヨガをしたり、コーヒーを飲んだり。民間の自由なアイデアで公園を作ってほしい」と期待する。

 民間事業者には施設の設置・管理運営を任せ、駐車場やトイレの設置費用は市が一部負担する。事業期間は20年以内で、事業開始後はオープンスペースを活用したイベントや体験教室を開催することが条件。公募期間は12月18日まで。市公園緑化推進課=0942(30)9085。

 百年公園、合川緑地は来年度以降に公募する。

(平峰麻由)

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