「リノベ」で成功こつ伝える 地域住民と意見交換必要 経験者が講演

西日本新聞 筑豊版 丸田 みずほ

 空き物件を改修して地域振興を図るリノベーションに関心を持ってもらおうと、福岡県飯塚市は19日、11月から始まるリノベーションスクールを前に東町商店街三叉路で「リノベーションスクール事前講演会」を開いた。子連れで働けるシェアアトリエ「つなぐば」(埼玉県草加市)を運営している「つなぐば家守舎」の小嶋直さんと松村美乃里さんが登壇。オープンまでの経緯や成功のこつを語った。

 同市のリノベーションスクールで知り合った2人は2018年、2階建てアパートを改装してつなぐばをオープン。1階ではキッズスペースを備えたカフェを営み、2階には美容室や作品を展示する場所がある。

 小嶋さんは、目の前にある公園を生かしたイベントも開催しており、多くの人でにぎわっていることを報告。「いい建物に出会おうとすることより、その地域で何が求められているのかを知り、どんな事業をやるのかが大切」と話し、地域の人と意見交換する重要性を呼び掛けた。

 自分らしい暮らしをしながら町ににぎわいを創出したいと考えた松村さんは、子連れで働ける場所を作ることで「普通のお母さんでも、ここに来れば何かできるかもと感じてもらえると思った」と話し、「町を自分ごととして捉えれば、どんどんにぎやかになるはず」と語った。

 講演後は建築家の大島芳彦さんを交えたトークセッションもあった。 (丸田みずほ)

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