通勤通学や買い物などの外出でお世話になるバス…

西日本新聞 オピニオン面

 通勤通学や買い物などの外出でお世話になるバス。この言葉は英語の「オムニバス」が短縮されたもの。「すべての人のための」というラテン語が語源だとか

▼一定の路線を時刻表に従って走るバスは、17世紀のパリで、乗合馬車として生まれたそうだ。日本で最初にバスが走ったのは1903(明治36)年の京都。蒸気自動車を改造した、6人乗りで幌(ほろ)なしの車両だった。開業した9月20日にちなんで、きょうは「バスの日」

▼先日、停留所でバスを降りようとした時、運転手さんの声が。「ちょっと待って。自転車が来ています」。立ち止まった直後、目の前を自転車がかなりのスピードで通り過ぎた。ミラーで後方を確認してくれたようだ

▼降車時に「自転車に注意して」とアナウンスする運転手さんもいる。特に、お年寄りや子ども、体の不自由な人にとって急に近づく自転車は危険だ。ちょっとした気配りがありがたい

▼ハンドルを握っていてぎょっとした経験も。対向車線に停車していたバスの後ろから人が飛び出して急ブレーキを踏んだ。大きなバスの背後は対向車には見えない。歩行者も気を付けたい。止まっているバスを追い越そうとした車が、バスの前を横断している人をはねてしまう事故も少なくないという

▼みんなが乗り合って暮らす世の中。歩行者も自転車も車も「すべての人のための」安全をいつも心掛けて行き来する街でありたい。

PR

春秋(オピニオン) アクセスランキング

PR

注目のテーマ