横山小の児童に"書"のエール 宇佐高書道部員 大作贈る

西日本新聞 大分・日田玖珠版 後藤 潔貴

地区挙げて、見守っているよ

 宇佐高(大分県宇佐市)書道部は、新型コロナウイルス対策で運動会を縮小して開く横山小(同)の児童たちを励ますため、縦4・5メートル、横5メートルの布に大作をしたためた。力強く「未来 夢 横山っ子」と大書された力作は、運動会当日の27日、同小校舎に掲示される。

 横山小は全校児童20人の小規模校で、例年の運動会は保護者のみならず、大勢の地区住民も一緒に汗を流す、にぎやかな催しだ。住民でつくる横山地区まちづくり協議会によると、地区には約500世帯1100人が居住するが、高齢化率は40%超で、子どもたちは地域の宝という。

 横山小の運動会は今年、競技は児童だけに限り、さらに午前中で終了。観覧も保護者と親族限定とし、今春同小を卒業した中学1年生と、来春入学予定の年長児が応援参加するが、例年より寂しい運動会となる。

 このため協議会が、地区ぐるみで応援していることを児童たちに伝えようと、横山小出身者もいる宇佐高の書道部に作品制作を依頼。18日の放課後、同高多目的ホールで書道部員の1、2年生17人が作品づくりに取り組んだ。準備できた布は1枚だけ。ぶっつけ本番で見事な作品を仕上げた。

 「夢」の文字を担当した生徒(16)は「勢いがある良い作品ができた。子どもたちに勇気を持ってほしいと願いを込めた」。協議会の稲積義久事務局長は「私たちの代わりに、高校生の素晴らしい書道作品が、子どもたちを見守ってくれるでしょう」と目を細めていた。 (後藤潔貴)

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