コロナ禍のウェブ公演が結ぶ縁 北九州で鼓講座スタートへ

西日本新聞 ふくおか版 伊藤 完司

27日から全10回予定

 邦楽打楽器奏者の西川啓光さん(72)=東京=が、北九州市小倉北区で子どもや初心者向けの鼓講座を始める。コロナ禍の中、同市の子どもたちのためにウェブでミニコンサートを開催したことが縁で、西川さんの手ほどきを直接受けられる講座開催につながった。27日から月1回開催し、全10回の予定。参加者を募集している。

 西川さんは、長年共演してきた演歌歌手石川さゆりさんの代表曲「天城越え」での鼓の演奏などで知られている。和太鼓グループ「鼓友会」(東京)を主宰し、洗足学園音楽大(川崎市)講師などを務める。

 4月に同市門司区で鼓の体験イベントを予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で中止に。そこで5月中旬に、ビデオ会議アプリを活用し、東京の自宅から、門司区の放課後等デイサービスの子どもたちにミニライブを開催し、鼓の演奏を披露した。このライブが小倉北区の和楽器店の関係者に伝わり、講座の会場が見つかるなど「縁」がつながった。

 講座は11歳以上の一般の部と5~10歳の子ども向けの部があり、鼓は主催者側が用意する。月謝5千円と会費千円(高校生以下は月謝2千円のみ)が必要。手指の消毒や距離の確保など感染症対策を徹底した上で実施する。会場は小倉北区魚町4丁目の中野ビル4階。

 西川さんは「鼓は皆さんが思っているよりも難しくない。手ぶらで来ても楽しく和楽器を体験できるので気軽に参加してほしい」と話す。問い合わせは「邦楽の店 渡辺」=093(521)5352。 (伊藤完司)

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