英検1級3人合格 コロナ休校生かし猛勉強 聖和女子学院高3年生一緒に

西日本新聞 長崎・佐世保版 宮崎 省三

難しいテーマ即スピーチ

 長崎県佐世保市の聖和女子学院高の3年生3人が、日本英語検定協会の英検1級に合格した。1級は大学上級程度の英語力が必要とされ、論理的な思考や正確な発音が求められる。帰国子女や留学経験者であっても難関で、協会は「地方の高校で3人が同時に合格した例は聞いたことがない」と称賛している。

 3人は英語科のクラスメートの河原沙月さん(18)、黒崎伊織さん(18)、田端愛寧(あいね)さん(18)。いずれも2年生の時に1年間、海外に留学した。1級挑戦が2度目だった河原さんに対し、黒崎さんと田端さんは新型コロナウイルスの影響で休校となった時間を英語の勉強に費やし、急きょ難関に挑んだ。

 1級は筆記とリスニングの1次試験、英語で面接を受ける2次試験がある。受験者は経済や環境、科学など5テーマをその場で提示され、選んだ1テーマについて2分間スピーチし、質問に答える。英語の知識だけでなく教養や対応力も必要で、3人はサイバー犯罪対策、道徳観の変化、日本企業の海外進出に関するテーマを選び、持論を語った。

 休校中、オーストラリア人の教員にリモートで指導を受けるなどして英語力を磨いた3人は「みんなで頑張ったので、一緒に合格できてうれしい」と口をそろえて喜ぶ。「海外で働きたい」(河原さん)「外務省職員になりたい」(黒崎さん)「大学ではスペイン語も学びたい」(田端さん)と、それぞれの夢に向かってチャレンジは続く。

 聖和女子学院高では、大学中級程度の準1級にも3年生3人が合格した。

 (宮崎省三)

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