「濃厚で甘い」対馬の蜂蜜 親子で採蜜体験 秋の味覚楽しむ

西日本新聞 長崎・佐世保版 平江 望

 ニホンミツバチの伝統的な養蜂が受け継がれている長崎県対馬市で26日、採蜜体験会(対馬観光物産協会主催)が開かれ、親子連れら約30人が巣箱から蜜を取り出し、秋の味覚を楽しんだ。

 セイヨウミツバチがいないとされる対馬では、丸太をくりぬいた巣箱「蜂洞(はちどう)」が山あいなどに並ぶ。ニホンミツバチは四季折々の花の蜜を集めるため、対馬では「百花蜜(ひゃっかみつ)」とも呼ばれる。江戸時代、将軍家に蜂蜜を献上した記録も残る。

 採蜜体験会は豊玉町田の扇米稔(よねとし)さん(74)の養蜂場であり、参加者は棒を使って蜂洞から蜜をかき出し、濃厚な甘みを味わった。4月に福岡県篠栗町から家族6人で対馬に移住した小綱小5年、松下義明さん(11)は「巣箱に小さなハチがいっぱいいて驚いた。蜂蜜はとっても甘くておいしかった」と笑顔だった。 (平江望)

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