【8月の名言】崩壊した〝アイドルの命〟「夏がはじまった合図がした」

西日本新聞 古川 泰裕

 HKT48メンバーの心に残る名言を、特命担当記者が勝手に選ぶこの企画。8月は、今夏唯一の音楽イベントに出演し、テンションが上がりっぱなしのチームHキャプテンの言葉から選びました。

 デスク「さあ、見せてもらおうか。8月の名言とやらを」

 特命担当記者F(以下F)「なんでモビルスーツが登場するアニメに出てくる仮面の少佐みたいな口調なんですか。8月30日に東京で開催されたオンラインの音楽イベント『@JAM ONLINE FESTIVAL 2020』でパフォーマンスを披露した後、松岡菜摘がツイッターに投稿した『夏がはじまった合図がした』にしましょうか」

 デスク「今夏、唯一と言っていい本格的なステージパフォーマンスだったよな」

 F「豊永阿紀のツイートに返信する形の投稿だったんです。添えられた写真は、豊永がブレブレになるほどの勢いで髪を振り乱しているもの。全身全霊でパフォーマンスをしているからこその産物ですね」

 デスク「新曲『3-2』の初披露もあったし、張り切っていたんだろうね」

 F「無観客でレスポンスがなく、勝手は違ったようですが、それでもメンバーと一緒に歌って踊るステージの楽しさは、彼女たち自身にとっても『これ、これ!』っていう感じだったのかなと思います。ちなみに写真は『早送りカレンダー』が終盤にさしかかる場面ですね」

 デスク「写真を見ただけで、どの曲の振り付けか分かるのか!」

 F「間奏も終わろうとするところですね。全力で頭をぶんぶん振り回す振り付けはきついと思いますが、メンバーたちのテンションもどんどん上がって、客席の盛り上がりも最高潮に達していくポイントです」

 デスク「おまえ、ニュータイプだったんだな」

 F「…。何度も見てきた光景ですからね。でも僕なんて全然ですよ。ファンの皆さんにはかないません」

 デスク「ところで夏フェスのHKTってどんな感じなの?」

 F「『@JAM』に限らず、夏フェスでのHKTは手加減抜きにアッパーチューンを連発します。HKT以外のアイドルファンもいるのに、有無を言わさず巻き込んでいく迫力は、コンサートや劇場公演と、またひと味違った魅力です」

 デスク「そう記者に言われると、デスク席を離れて見に行きたくなるが、コロナの夏にぶち当たるなんて。私もよくよく運のない男だな」

 F「…。HKTの出番までに登場する他のアイドルも素晴らしいパフォーマンスなので、心配になる時もありますが、いつも杞憂(きゆう)に終わります。9年近く取材しているのに『HKTすげえな』って思ってしまう。終わった後は肩で息をするほどの全力疾走のステージ。大抵のメンバーは大量の汗で、セットした前髪が崩壊します」

 デスク「なるほど。暴れ乱れた豊永の前髪は、そういう意味で先輩たちに夏を感じさせるものだったんだな」

 F「豊永に限らずメンバー全員そうですが、『アイドルの命』とも言われる前髪が崩壊しているのを見て、『いつもの夏』を恋しく思いましたね。初披露の『3-2』も現場で見届けることはできませんでしたし…。来年以降、現場で撮影できるような状況が戻っていればいいですが」

 デスク「こればかりは、われわれ一人一人が努力していくしかないよね。短い夏をはかなんでいるところをすまんが、『迷言』の方もよろしく頼むぞ」

 F「まずはメシを食いに、古川行きまーす!」

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