自民福岡県連が執行部会 衆院福岡5区巡り協議

西日本新聞 ふくおか版 横山 太郎 御厨 尚陽

 次期衆院選の福岡5区(福岡市南区の一部、福岡県筑紫野市など)で、現職の原田義昭前環境相(75)と前県議会議長の栗原渉県議(55)が立候補の意向を示して自民分裂選挙となる可能性が出ていることを受け、党県連は27日、福岡市内で執行部会を開き、公認候補の党本部への推薦に向けて、地域支部から意見を集約すると決めた。

 県連によると、28日にも県連から5区の各支部に執行部会での協議内容を文書などで伝達。その後、各支部からの意見を踏まえた上で、県連三役でどのように調整するか議論する。三役には総務会長の栗原氏も含まれるため、議論に栗原氏は加わらないという。

 党県連の原口剣生会長は執行部会後、報道陣の取材に応じ、「原田氏からは『現職優先ではないか』と言われたが、世代交代を求める支部の声もある。党員各位の意見を尊重し、公明正大に物事を進めたい」と語った。

 原田氏と栗原氏は、解散総選挙を見据えた準備に入っており、この日もそれぞれ支持拡大への動きを活発化させた。

 原田氏は、栗原氏の地盤である朝倉市で、西村康稔経済再生担当相を招いて国政報告会を開催。原田氏は講演で環境相として取り組んだ施策などを示し、「継続して取り組んでいるものが多い。これからの活動でしっかり続けていく」と述べた。

 栗原氏は、支部長を務める党甘木朝倉支部の役員会に出席。会合では栗原氏への支援を広げるために一致結束することを改めて確認したという。栗原氏は終了後、取材に応じ「1人でも多くの人にご理解をいただくためにいろんな形で努力していく」と語った。

(横山太郎、御厨尚陽)

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