【動画あり】博多の秋、一足早く…櫛田神社で「ぎなん落とし」

西日本新聞 ふくおか都市圏版 大坪 拓也

 博多に秋の訪れを告げる「ぎなん落とし」が28日、福岡市博多区上川端町の櫛田神社であった。神職やみこが境内のイチョウの木「夫婦ぎなん」の実を収穫し、神前に供えた。今年は夏の猛暑の影響もあってか、実の熟成が早く例年よりも前倒しした。

 夫婦ぎなんは高さ22メートル、幹回り6メートル、樹齢300年余りのご神木。雌雄の木が根元から寄り添うように伸び、夫婦円満や子孫繁栄のシンボルになっている。

 神職7人が竹ざおで枝を揺らすと、色づいた実が落下。みこ4人が箸で丁寧に拾い、お供え用の皿に盛った。実は皮をむいて清水で洗い、乾燥させて来年3月の「ぎなん祭」で配る。

 例年に比べ実の大きさは遜色ないが、量は半分以下という。神職の高山定史さん(43)は「(コロナ禍で)大変な世の中だが、博多の秋を感じてほしい」と話した。

(大坪拓也)

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