ネットで予約管理、グループごと升席 福岡市で感染予防策モデルイベント

西日本新聞 ふくおか都市圏版 泉 修平

9、10日、市役所西側広場で音楽ライブや映画上映

 福岡市は9、10日に市役所西側「ふれあい広場」で新型コロナウイルスへの適切な感染予防策を実践するモデルイベント「Beat goes on FUKUOKA」を開く。客同士の距離を保つため、客席を升席にするなどした上で音楽ライブや映画上映を実施。民間事業者にコロナ禍でのイベント開催の参考にしてもらいたい考えだ。

 新型コロナによる自粛ムードが続く中、感染防止策に配慮した催しを市が行うことで、事業者によるイベント再開を促し、消費の喚起につなげようと企画した。9日は映画「ロケットマン」を上映し、10日は音楽ライブを2回に分けて実施。さらに同日は市内複数箇所で花火を上げる。

 市が独自に作成したイベント開催マニュアルに基づき、対策を実践する。インターネットによる予約システムで来場者数を管理するほか、後日、参加者の感染が確認された場合に備えて連絡先を把握。客席をグループごとで使用する升席にすることで飲食も可能とし、出演者の距離も最低1メートル離すという。

 市は今後、屋内でのモデルイベントも開催する方針。これらを通して得たノウハウを追加するなどしてマニュアルを改訂していく。同市の産業構造はサービス業など第3次産業が生産額の9割超を占める。市地域観光推進課は「感染症対策の難しさからイベント再開に踏み込めない民間事業者を後押ししたい」としている。

 モデルイベントの参加は無料。1日から特設ホームページで予約を受け付けている。 (泉修平)

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