杵築城天守、復元50周年 「御城印」販売や特別展 4日から

 大分県杵築市の城下町のシンボル「杵築城模擬天守」が8日、復元から50周年を迎える。市は記念事業として、城での特別展や「御城印」の限定販売などを行い、節目の年を盛り上げる。

 市によると、城は1394年、大友氏一族の木付頼直が築城。高台にあり、南北の川に囲まれた要塞(ようさい)だった。江戸時代の一国一城令により、1615年に取り壊されたという。

 戦後復興の象徴として「天守閣復興」が全国的ブームとなる中、市は観光の起爆剤にしようと1969年秋に復元に着工。翌70年に完成した。市民や企業などから寄付金約5500万円が集まったという。今年3月には「杵築城跡」が国史跡に指定された。

 記念事業では、昔の城の名前「木付城」と記載した御城印を、杵築城に名前が変わって308年になることにちなみ308部を限定販売。江戸初期の城の瓦や、木付家の歴史をまとめた古文書などを展示する特別展「よみがえる幻の城 木付城」を開催する。いずれも期間は4日~11月23日。

 市民や市出身者らを対象に、城にまつわる随筆(400字以内)も10月31日まで募集。応募者には記念品としてオリジナル缶バッジをプレゼントする。

 市商工観光課は「杵築市では城や武家屋敷など江戸時代の城下町を体感できる。ぜひ一度足を運んでほしい」と呼び掛けている。 (吉村次郎)

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