末松謙澄の土産品販売 日本酒や饅頭 5日没後100年 特別展も 行橋

西日本新聞 北九州版 石黒 雅史

 福岡県行橋市出身の外交官・政治家で、明治・大正期に活躍した末松謙澄(けんちょう)(1855~1920)の命日に当たる5日を前に、同市内では記念商品の販売や展覧会などの催しが相次いで始まった。今年は、末松が当時大流行したスペイン風邪で死去してちょうど100年になり、当日は墓前で法要が営まれる。

 記念商品は、みやこ町の林龍平酒造の日本酒(720ミリリットル、税込み千円)と、行橋市の大村大月堂の黒糖饅頭(まんじゅう)(10個入り、税込み378円)。ラベルは、行橋市で「ものづくりルームポワン」を営む三輪三佐子さん(56)が描いた似顔絵と、みやこ町の書家・棚田看山さん(73)の書を組み合わせた。JR行橋駅の市観光物産情報コーナーなどで1日に発売した。末松をPRする土産品は初めてという。

 市歴史資料館では3日、特別展「BARON SUYEMATSU-情熱の生涯」が開幕。留学先の英国から家族に宛てた長文の書簡や、留学中に世界で初めて英訳した「GENJI MONOGATARI(源氏物語)」(第2版)など約50点を展示。末松家から昨年寄贈を受けた資料も多く、大半は初公開という。堀史雄副館長は「幅広い業績のほか、人となりが分かる内容になっている」と話す。

 12月14日まで、入館無料(火曜休館、祝日の場合は翌日休館)。図録は税込み500円。歴史資料館=0930(25)3133。

 法要は「文化人末松謙澄を考える会」が、命日の午前11時から行橋市前田の末松夫妻墓前で営む。 (石黒雅史)

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