カイコ使いコロナ抗体検査 九大ベンチャーが共同開発

西日本新聞 ふくおか都市圏版 塩入 雄一郎

 九州大発のベンチャー企業「KAICO」(福岡市西区)が、埼玉県の医療機器メーカー「プロテックス」と、カイコを使った新型コロナウイルスの抗体検出キットを共同開発し、5日から検査サービスの予約受け付けを始めた。

 KAICOは6月、九大の研究チームと共同で、新型コロナウイルスのワクチン候補となるタンパク質を確認。プロテックスと連携し、このタンパク質を使う抗体検出キットの研究を進めていた。

 両社によると、ウイルスの検出精度は8~9割で、検査サービスは12日に開始予定。個人を除く会社や団体を対象として検査キットを送付し、それぞれ簡単な方法で採血してもらい、集まったものを回収する。

 検査結果は1週間ほどで判明し、メールで団体側に知らせるという。1週間で3千人分の検査に対応できるよう、キット量産が進んでいる。

 KAICOの大和建太社長は「抗体の有無を確認するキットがあれば、ワクチン開発後に効率よく接種できるようになる」と話している。検査キットの問い合わせはプロテックス=kensa@prote.jp (塩入雄一郎)

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