豪雨「被災木」の創作展 彫刻家山口さん 朝倉市で12日まで

西日本新聞 ふくおか都市圏版 横山 太郎

 2017年の九州豪雨で流れ出た「被災木」を使い創作活動に取り組む福岡県太宰府市の彫刻家、山口貴一さん(36)の作品展が、同県朝倉市牛鶴の「gallery cobaco(ギャラリー コバコ)」で開かれている。12日まで、入場無料。

 山口さんは、自分の暮らす地域の近くで起こった豪雨災害の大きさに衝撃を受け、「芸術家にできる被災地支援をしよう」と、3年前から被災木を使った作品の制作に取り組む。手掛けた作品は福岡市や太宰府市などで展示されてきたが、被災地の朝倉市では今回が初めてという。

 会場には第40回筑後市美術展で大賞を受賞した木彫作品「木で水を」や、来場者と作り上げるインスタレーション(空間芸術)作品など計5点を展示。山口さんは「作品を通じて訴えたいのは、自然と向き合い、生きていくことの重要性。環境と人間との関係性を考えるきっかけになればうれしい」と語る。

 午前11時~午後5時。火、水曜定休。コバコ=0946(22)3490。 (横山太郎)

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