高級温泉旅館「界由布院」22年夏開業へ 隈研吾氏設計 

西日本新聞 九州経済面 稲田 二郎

 星野リゾート(長野県軽井沢町)は8日、大分県由布市湯布院町の山腹で高級温泉旅館「界」ブランドの新施設「界 由布院」の起工式を行った。オープンは2022年夏の予定。「界」は同県九重町を含めて全国16カ所で展開しており、九州では建設中の同県別府市と鹿児島県霧島市、計画中の長崎県雲仙市を含め計5カ所となる。

 「界 由布院」は、新国立競技場の建設に携わった建築家隈研吾氏が設計。受付や食事処を備えたパブリック棟(2階建て)、客室棟(3階建て)4棟、離れ(平屋)5棟で構成する。客室は計45室。斜面に広がる棚田のような風景が一望できるという。敷地面積3万5562平方メートル、延べ床面積4365平方メートル。料金は1泊2食で1人3万~4万円になる見込み。

 起工式には星野佳路代表や隈氏が出席。星野代表は、農村の風景を残して個人客を取り込もうとしてきた湯布院の先駆的な観光施策に触れ「こだわりをもって取り組んでこられた故に、建設に向けた調整に時間がかかった。皆さんが喜んでくれる事業にしたい」と意気込みを語った。

 隈氏は里山の景色に溶け込むよう、建物設計で高さを抑えるなど工夫を凝らしたと説明した。 (稲田二郎)

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