「都会のアウトドア」売り込め 北九州市、響灘緑地で体験会

西日本新聞 北九州版 古瀬 哲裕

 福岡県北九州市は工業都市の印象が強いが、実は身近に自然がある。市は新型コロナウイルスで観光産業が打撃を受ける中、こうした強みをいかした「アーバンアウトドア」で市内外の観光客を呼び込めないか模索している。3、4両日には、若松区竹並の響灘緑地グリーンパークの大芝生広場でモニター体験者にテント泊をしてもらい、意見を聞いた。広場を宿泊に使ったのは初めてという。

 市地方創生推進室はアウトドア施設を売り込む方法を検討しており、キャンプと各種アウトドアを手軽に楽しめる施設として響灘緑地に着目した。

 市内外から集まった5組16人の参加者は広場に自らテントを設営。特別に火の使用の許可を得て夕食には同区産の野菜を使ったバーベキューを味わった。日中は、隣接する頓田貯水池で大型のサーフボードに乗って遊ぶ「スタンドアップパドル」を楽しんだり、周囲でサイクリングをしたりした。

 キャンプや山登りが趣味の栄養士高橋香菜里さん(28)=福岡市中央区=は職場の後輩らと3人で参加。「芝生でのキャンプは開放感があって新鮮。初心者の女性でも楽しめそう」と話した。同室の担当者は「シャワーが近くにあれば女性や子どもが使いやすい、という声もあった。意見を分析して展開を考えたい」と話した。 (古瀬哲裕)

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