九州大が台湾研究講座を3年延長 交換留学やフィールドワーク

 九州大は9月末、台湾教育部(文部科学省に相当)と協力して進めている「台湾スタディーズ・プロジェクト(台湾研究講座)」を3年間継続する覚書(MOU)を結んだ。九大と台湾の大学との交換留学や九大生たちが台湾で行うフィールドワークなどの活動は現在、新型コロナウイルスの影響を受けているが、九大側は「状況が収束し次第、さらに活発に展開したい」と意欲を見せる。

 台湾教育部から資金面などでの支援を受け台湾に関する研究・教育に取り組む同様のプロジェクトは大阪大や早稲田大にもあり、九州では九大のみ。2017年のMOU締結を機に九大は同年以降、台湾師範大など新たに3大学を含む台湾の計7大学と連携。学部レベルでの交流も拡大した。

 これまでに、九大の学部生や大学院生ら約10人が1週間、台湾に出向いて現地の歴史や環境問題などを学ぶフィールドワークを実施。交換留学や教員の相互派遣授業、研究者の交流も活発になるなどの成果が表れているという。

 講座に携わる九大大学院人間環境学研究院の前原志保特任助教は「台湾と九州の関わりといった研究も深めていければ」と話している。

(久永健志)

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