「幻のヘビ」見つけた! 高校生ら「宝くじ当たったみたい」

西日本新聞 ふくおか版 小林 稔子

 目撃例が少なく、「幻のヘビ」とも呼ばれる「シロマダラ」の幼体が、福岡県篠栗町の山中で見つかった。県のレッドデータブックで「準絶滅危惧」に分類されており、発見した福岡市の福岡第一高と第一薬科大付属高の「水中生物研究会」は「宝くじに当たったみたい」と驚いている。

 希少種や外来種などについて調査、研究をしている同研究会が9月末、山中で野外活動をしていたところ、担当教員の太田喜視(よしみ)さん(55)が落ち葉に隠れてとぐろを巻いている小柄なヘビを発見。爬虫(はちゅう)類に詳しい生徒が瞬時に「激レアですよ。シロマダラです」と声を上げた。インターネットで確認した後、県保健環境研究所(太宰府市)に持ち込んだ結果、「本物」と認定された。

 県などによると、シロマダラは「環境の変化で数が減っている」とされる上、発見されても多くが死体で、生きた状態で見つかるのは珍しいという。国内の広範囲で田畑や山間部に生息。トカゲやヤモリなどを食べ、毒はない。体長は30~70センチと小柄で、今回のシロマダラは体長23センチだった。

 同研究会の2年生、冨田隼人さん(16)は「小さくてかわいい」と、手の上で元気に動く希少生物との「邂逅(かいこう)」を喜んでいた。

(小林稔子)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ