8K映像で世界遺産紹介 五島市とキヤノンが共同制作

西日本新聞 長崎・佐世保版 岡部 由佳里

 キヤノンと長崎県五島市が、潜伏キリシタンの歴史が息づく同市の世界遺産「久賀島の集落」と「奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)」を紹介する8K映像を共同制作した。

 両集落は世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成している。昨年1月、県が同社と世界遺産の保存活用のための映像技術活用などについて意見交換し、映像の制作を予定していた五島市を紹介した。同社が自治体とタイアップして映像制作するのは全国で3例目。

 映像は超高精細な描写ができる同社の8K用カメラやレンズを用いて昨夏から秋にかけて撮影し、旧五輪教会堂や江上天主堂などを紹介。微細な部分まで鮮やかに映し出し、臨場感を体感できるのが8K映像の魅力という。

 9日に県庁で記者発表したキヤノンの増子律夫常務執行役員は「観光や地元の産業に貢献できることは光栄だ」。五島市の野口市太郎市長は「映像を通してより五島の魅力が伝えられる。後世に歴史を残す役割を果たせると思う」と期待を込めた。映像は長崎空港などで放映する。 (岡部由佳里)

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