【動画あり】リレー演奏で「音楽の街」発信 音楽家26人がステージ支援

西日本新聞 ふくおか都市圏版 加茂川 雅仁

 福岡市を拠点に活動するプロ音楽家26人が、生演奏の場がある飲食店など13カ所を結んでリレー演奏する動画を制作した。新型コロナウイルスの影響で困窮する「小さなステージ」を守ろうとボランティアで企画。11月3日には天神のアクロス福岡シンフォニーホールで無観客演奏し、生配信にも挑戦する。

 音楽家たちは2月ごろから仕事のキャンセルが相次ぎ、収入ゼロの状態が続いていた。そんな中で、ステージを提供し育ててくれたカフェなどの窮状を知る。「コロナが収束しても、ステージがなくなっていたら元も子もない」。バイオリニスト太田圭亮さん(50)が企画を呼び掛けた。

 動画制作には市の文化活動支援金を活用。国内外で活躍するピアニスト岩崎大輔さん(61)が「黒田節」をアレンジした楽曲を、数人ずつのパートに分けて収録した。クラシック、ジャズ、邦楽などを織り交ぜ、管弦楽器21種類がハーモニーを奏でている。

 「音楽の街・福岡」をアピールするため、13カ所の紹介映像も盛り込んだ。そのひとつ、黒猫屋珈琲店のオーナー吉田拓央さん(59)は「本当にありがたい。これからも音楽で人と人をつなげる場所でありたい」と話している。

 動画タイトルは「福岡・こんなとこあるよnet」。生配信は11月3日午後3時からと同6時から。視聴無料。

(加茂川雅仁)

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