コロナ禍、失われた「博多どんたく」舞台でにぎわい再現

西日本新聞 社会面 今井 知可子

 失われた博多の春のにぎわいを再び-。筑前琵琶保存会の定期演奏会が17日、福岡市中央区の大濠公園能楽堂であり、コロナ禍で見られなかった「博多どんたく港まつり」のパレードを再現した。

 昨年の定期演奏会翌月の11月18日、第2代会主だった青山旭子(きょくし)さんが69歳で急逝。さらに今年は、どんたくや桜まつりなど保存会が出演していた行事がコロナ禍で次々に中止された。この日の演奏会には青山さんの追悼と、「博多のにぎわいを取り戻そう」という思いを込めた。

 フィナーレで博多どんたくの定番曲、「弥栄(いやさか)博多」を演奏。同会が演奏指導する福岡教育大(福岡県宗像市)の学生も加わり、にぎやかに舞台を練り歩いた。第3代会主の寺田蝶美さん(50)は「琵琶の音が博多の地で鳴り続けることが大事。非日常の祭りの雰囲気を共有できてよかった」と話した。 (今井知可子)

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