県立高入試の出題範囲を縮小 コロナ影響で福岡県教委、全5教科

西日本新聞 社会面 華山 哲幸

 福岡県教育委員会は18日、新型コロナウイルスの感染拡大による長期休校などの影響で中学生の学習遅れが懸念されるとして、来春の県立高校入試の出題範囲を全5教科で縮小すると発表した。国語と英語では、中学3年で新たに学習する漢字と英単語・英熟語を出題から外す。

 県教委によると、出題範囲縮小により除外される漢字は150~200種類、英単語は700~800種類。問題文中に中学3年時に学ぶ漢字や英単語が出る場合は、ふりがなや注釈を付ける。

 国語、英語以外の教科でも、3年時に学ぶ内容の一部を除外する。対象は、数学=「三平方の定理の活用」と「標本調査」▽社会=公民的分野の「私たちと国際社会の諸課題」▽理科=第1分野「科学技術と人間」と第2分野「自然と人間」。

 県教委は9月、60市町村の教育委員会に中学3年の学習の進み具合を調査。約4分の1に当たる16自治体が例年よりも1カ月程度遅れている学校があると回答したという。

 また、県教委は受験生が新型コロナ感染などを理由に来年3月10日の一般入試を受験できなかった場合、同24日に追検査を実施することも発表した。 (華山哲幸)

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